一部事務組合下北医療センター国民健康保険 大間病院

吉田総師長

総看護師長 吉田美穂子

【施設の概要 PR】

大間病院は本州最北端に位置し、青森県下北半島の北通り3ヶ町村(大間町・風間浦村・佐井村)の地域包括医療を担う中核病院です。この地域は海と山に囲まれ自然が豊富で川釣り・海釣り・山菜採りなどのアクティビティーや四季折々の新鮮な食材を堪能できます。
大間病院では、外来診療はもとより、血液透析、リハビリテーション、訪問診療・訪問看護(在宅看取りを含む) 退院支援、老人ホームへの巡回診療、健診、予防接種などの保健活動と地域住民のニーズに幅広く対応しております。

【看護管理者として】

看護職は重要な役割を担っています。最も患者さんに近い存在であり、人の心身の状態を洞察し、思いを引き出し、寄り添い、患者が持っている力を引き出すことを役割としています。患者様の各々がその人らしい、生活が送れるように共に考え、共に支え合い、寄り添う看護を行ない、あなたに会えて良かったと思っていただけるような看護を目指しています。この実現のためにスタッフが行なう看護サービスの質には看護管理者の力が大きく影響し、看護観・管理観がスタッフのやる気とやりがい、円滑なコミュニケーションを導き、患者・家族への良質なサービスにつながると考えております。

【今、取り組んでいること】

人材育成としてクリニカルラダーやプリセプターシップを導入。日本看護協会インターネット配信研修やe-ランニング配信研修などを取り入れており、スタッフが学びやすい環境を整えております。毎週行われている多職種カンファレンスを利用して、患者様のために何ができるか、患者様の問題点はなにか等を協議しながら、最も最良な方法をみつけたり,カンファレンスを通して成果がでる事でモチベーション維持できる事も大切にしております。
次世代の主任看護師・看護師長の育成と質の高い看護の継承に取り組んでいます。

【心に残る看護場面、エピソード】

専門的治療を行なった後に、残された時間を住み慣れたご自宅でと、ご紹介いただくケースが多いです。その中でも,病状を受け止めてくる方もいますが、多くは悲嘆をいだきながらも地元の病院に紹介される方も少なくありません。
転院した際に、「ここの病院は本当に緩和ケアができるのか」と言われ衝撃を受けたことがあります。その後のカンファレンスで、自分たちに何ができるのか、どんなケアを必要としているのか、改めて議論をし、寄り添いながら心のケアを大切にしていこうと目標にしました。癌による死の恐怖を理解し、やれるケアは全てやろう。麻薬の持続投与をしながら車椅子での外出支援を行ない、大好きな海も見にいきました。夏の花火を病室から見える環境に工夫したり、安楽な入浴方法を工夫したり。海の匂いを感じながら、静かに亡くなられました。その後ご家族から「緩和は痛みを取るだけではない。みなさんが一生懸命な関わりに対して、反発したこともあり・・・申し訳ないです。心は温かく、精神的に安定し、ここの病院でよかった、皆さんに出会えてよかった。」と涙ながらに語ってくださいました。関わりのなかで戸惑いもありましたが、思いに寄り添う看護ができたことを誇りに思い、今後も良い看護を提供していきます。

病棟看護師
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