看護職インタビュー・紹介記事

はらクリ訪問看護ステーション

はらクリ訪問看護ステーション

施設の紹介

 はらクリ訪問看護ステーションは、平成26年9月に開業し今年8年目を迎えました。
 スタッフは管理者、常勤看護師1名、常勤准看護師1名、非常勤看護師3名、非常勤准看護師1名、非常勤事務員1名です。
 利用者さんは高齢者の方が多く、経管栄養、膀胱留置カテーテル、中心静脈栄養、人工肛門管理の方もいます。障害のある方の排便コントロールや、末期癌、老衰による終末期の方も多く在宅看取りも行っております。


訪問看護の魅力

 訪問看護は、病気や障害を抱えながらも一人ひとりが自宅で望む生活を送れるように、主治医、ケアマネージャー、ヘルパー等多職種でご本人やご家族に寄り添い、意向に沿ったケアや療養上の支援を行っています。終末期は、出来る限り苦痛なく安心して1日1日を過ごせるような関わりを心がけています。ご家族より、「みんなで見送ることが出来て良かった」と感謝のお言葉を頂くことが何より嬉しくやりがいを感じる瞬間です。


心に残る看護場面

 動物が大好きで、たくさんのペットに囲まれて生活している方がおりました。乳がんのターミナル期を迎え意識障害を伴いADL全介助の状態となりました。「出来ることは何でもしてあげたい」と思うご家族さんでしたが、家では到底生活出来ないだろうと連絡を頂きました。お元気な頃の利用者さんは、体調が良い時にはお子さんのお弁当を作り、お話し好きの明るい方でした。「家に帰るのがいいんじゃない?帰れるよ」自宅療養をご提案しました。ご家族は驚いた様子でしたが、同意しました。お友達がたくさん会いに来てくれました。言葉で話せなくても涙を流すこともありました。ベットの周りでは、いつも愛犬が見守ってくれていました。ご家族と多職種の連携により自宅でのお看取りとなりました。


今、取り組んでいること

 県内の医療的ケア児の増加に少しでも貢献したい思いから、今年度より、小児の受け入れをはじめました。様々な課題がありますが、病院スタッフの方々や指導して下さる訪問看護ステーションの方々の力をお借りして日々奮闘中です。医療機器をたくさん抱えての生活ですが、親子で生活出来る喜びを間近で感じています。
 今後も、自宅で療養したいと思う方々が安心して過ごしていけるように訪問看護を広く住民の皆様に発信していきたいと思います。また、スタッフがやりがいを感じながら自信を持ってケア出来るように同行訪問やミーティングを重ねてスタッフのレベルアップとスタッフの増員に向けた取り組みを続けていきたいと思います。




はらクリ訪問看護ステーション

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