セカンドキャリアセミナー 2019

開催日時:9月14日(土) 10時00分〜12時00分

開催場所:ラ・プラス青い森 2階カメリア

次第:開会/講演会 テーマ「生き生きと輝くライフ&キャリアのために」/閉会

講師:公益社団法人日本看護協会 会長 福井トシ子 氏

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講演会「生き生きと輝くライフ&キャリアのために」

講師:公益社団法人日本看護協会 会長 福井トシ子 氏

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概要 多様化する労働環境や高齢化が進む将来に向けて、看護職のキャリア形成に焦点をあてた講演でした。


内容 キャリア形成について キャリアとは過去から現在の職務や結果を表すのではなく、継続的なプロセスの中で身につける技術・知識・経験、さらに人間を磨いていくことであり「関連した職務経験の連鎖を通して職業能力を形成していくこと」がキャリア形成です。
これまでキャリア開発は、雇用する組織側の責任と主導の割合が大きかったものの、雇用形態の多様化で組織主導だけでは難しくなってきており、働く個人の側も自らのキャリア形成を主体的に考えていく必要があります。

「キャリア・マネジメント」はこれまでの自分を知ることから始まる、ということで、
・これまでの人生を棚卸しして、自分の経験を振り返ることから始めてみる。
・自身の技量を分析し、自分の持つ「価値」は何か、「強み」は何かを洗い出し、「市場価値」を考える。
・看護職であれば、ケアが必要な人のいるどんなところで発揮できるかを考える。
自身のキャリアを考える際には履歴書に書き出して、さらにそのとき自分がどう考えていたかも書くと理解が深まるもので、「過去の自分の選択は、意外と筋が通っている」と思うこともあります。

看護管理者の支援〜ワーク・ライフ・バランスサポート〜について 一人ひとりが現状分析できるように、看護管理者は支援することが求められる。 また、画一的なキャリアビジョンでは可能性の幅を狭めてしまうことになる。 5年後どうなっていたいかなどの自分のビジョンを明確にすることが大切。
キャリアは生き方そのものであり、自らが磨いていくもの。 「きちんとしたキャリアを積んだ人は、何が合っても動じない」と力強い言葉をいただきました。

「看護の将来ビジョン いのち・暮らし・尊厳を まもり支える看護」 後半は、少子・超高齢化・多死社会が訪れると言われている2025年に向けて、看護職がどうあるべきかを日本看護協会が表明した「看護の将来ビジョン いのち・暮らし・尊厳を まもり支える看護」を紹介しました。同協会のウェブサイトでも閲覧できます。 https://www.nurse.or.jp/home/about/vision/index.html

平成30年度 厚生労働省委託事業「看護職員の多様なキャリアパス周知事業」 続いて、「看護職員の多様なキャリアパス周知事業」の内容と、事業の目標である「看護職のキャリアと働き方ガイド」作成についての紹介。

・ヒアリング 同じくガイド作成の前調査として、ヒアリングを行った結果を紹介。看護養成所からは、基礎教育に対して興味のある看護師が少ない。訪問看護ステーションからは、訪問看護師を育成する費用負担が大きい。などの意見がありました。

・ガイドの内容 地域包括ケアの推進や地域医療構想の実現に向け、看護職員の数の確保や、活躍の場の多様化に対応する環境整備の必要性、看護職自身の柔軟なキャリア選択によってキャリアを継続していけるように、看護職の主な勤務先であった医療機関だけでなく、在宅・介護福祉施設、看護師等学校養成所での教員や保育所、起業など、視野を広げて役立てる環境を探してみようといった内容です。

ライフステージに応じた働き方を応援するウェブサイト、『ナースストリート』の紹介。
https://nurse-st.jp

最後に、2020年はナイチンゲール生誕200年であること、それに合わせた世界的なキャンペーンである、『Nursing Now』について触れて、会場の皆で「Nursing Now」の声を上げて、閉会しました。

質疑応答 質疑応答では、福井会長の言葉に感銘を受けた、というコメントが寄せられました。また、福井会長の座右の銘を聞きたいとの質問では、福井会長が、「それはそれ、これはこれ、あれはあれ」と答えて会場の笑いを誘い、「同時に色んなことが起こると混乱して動けなくなってしまうので、切り分けて考えるようにしている」と話しました。

参加者インタビュー

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野村美恵子さん

福井会長が講演されるということで、ぜひお話をうかがいたいと思って参加しました。会長ご自身の経験を交えながらのお話に、私も元気をいただきました。「キャリアを積むというのは人間性や生き方を磨いていくことだ」という言葉に感銘を受けました。
定年が見えている年齢ですが、病院の中だけで看護のキャリアを終わらせるのではなく、社会の中で、在宅分野の看護であったり、介護事業所での看護であったり、医療が必要な児童へのケアであったり、いろいろな分野で看護の力が求められていることが分かりました。自分たちが今後のキャリアを考えていく上で、いろんな分野に可能性があるのだなと感じ、今後を考える参考になりました。




加賀谷睦子さん

80代ですが、自分自身の話をしますと、20代半ばで大学病院から町の病院に移り、そのまま同じ職場に定年まで勤めました。当時は地方の病院と大学病院の落差は大きく、先輩もいなければ物もない状態で、情報交換や交流の大切さを感じました。その町で結婚、子育てを終え、定年後もしばらく手伝ったあと、現在は老人介護施設の仕事に携わっており、元は病院の看護師だった方も活躍しています。
忙しく働いている時は目の前のことで精一杯で、先のことまではなかなか考えられないものです。そういった意味で、こうしたセミナーの開催は大変良いことです。働き盛りの40代、50代の人にとって、有意義な機会だったのではないかと思います。

2019年度青森県看護協会「セカンドキャリアセミナー」実施要領

セカンドキャリアセミナー
目的 就業中及び離職した看護職が、それぞれのライフスタイルに合わせて看護職として生き生きと働き、人々の健康向上に貢献することができるよう、講演会を開催するものです。
開催日時 令和元年9月14日(土) 10時00分~12時00分
開催場所 ラ・プラス青い森2階 カメリア
青森市中央1-11-18 TEL.017-734-4371
参加対象 青森県内在住の看護職(看護協会会員、非会員を問いません)
募集人員 200人
参加料 無料
申込方法 【申込書:25KB】に記入し郵送又はFAXにより申込んでください。
申込期日 令和元年9月6日(金)
内容 講演会
テーマ:「生き生きと輝くライフ&キャリアのために」
講師:公益社団法人日本看護協会 会長 福井トシ子
その他 定員に達し受講できない場合は、9月10日までにご連絡します。
問合せ先 公益社団法人青森県看護協会 青森県ナースセンター
青森市中央三丁目20番30号 県民福祉プラザ3階
TEL.017-723-4580 FAX.017-735-3836

終了しました
平成30年度青森県看護協会「セカンドキャリアセミナー」実施要領

セカンドキャリアセミナー
目的 看護職を引退された方または定年等退職予定の方が、再び看護職としてライフスタイルに合わせて働くことができるよう、交流の場を設定するものです。
開催日時 平成30年10月11日(木) 10時00分~12時30分
開催場所 青森国際ホテル2階 春秋の間
青森市新町1-6-18 TEL.017-722-4321
主催 公益社団法人青森県看護協会
青森市中央三丁目20番30号 県民福祉プラザ3階
TEL.017-723-4580 FAX.017-735-3836
参加対象 青森県在住で未就業の看護職又は、現在就業中で定年等退職予定の方
募集人員 40人
受講料 無料
受講申込 【受講申込書:14KB】に記入し郵送又はFAXで送付。
受講決定 申込みをもって参加決定とし、応募多数により受講できない場合は当方から連絡いたします。
申込期日 平成30年9月28日(金)
内容(プログラム)

09:30 受付開始

10:00 オリエンテーション

10:05 開会あいさつ

10:10 講義「年金と生活設計」

講師:みちのく銀行営業企画部 坂本参事

みちのく銀行資産運用コンサルティング室

石岡参与

11:20 体験談「第2の看護人生を歩んで」

11:45 意見交流会(ティータイム)

12:25 届出制度とナースセンターについて 

12:30 閉会

e e とどけるん とどけるん ナースストリート はたさぽ 青森県 えがおのひろば